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川崎市・大師中1殺人事件で警察側にも手抜かり?


川崎市・大師中1殺人事件で警察側にも手抜かり?




  1. 警察は殺人事件の伏線となるトラブルに出動していたにも拘らず、何の有効な手立ても講じないで手を引いてしまったようだ。聞き取りをすれば傷害事件が起きていたことが判明するのだから、殺人犯となる少年に対する関与を深めて事情などを丁寧に聞いていれば予防できていた。
  2. 上村君についても学校に紹介すれば異常事態(長期欠席)を理解して、更に踏み込んだ関与が出来たはずだ。
  3. もっとも、上村君のクラス担任が適切な対応を取れたかどうかは分からない。この担任は問題から避ける傾向が見られるからだ。急な不登校を1ヶ月以上放置して警察にも連絡していない。事前に連絡相談していればトラブル時の警察側の対応も全く違ったものになっていただろう。
  4. 傷害事件だから事情聴取も丁寧に進めていたはずだ。電話を馴らすだけで実質的な対応をしなかったクラス担任の罪が如何に深いか思い知らされる。
  • 神奈川県警が12日のトラブル出動時の対応が結果論ながら不適切・不十分の咎めは免れないだろう。調べるべきはトラブルの経緯ではなく、警察側のトラブル対応の経緯だ。重大な見落とし、処置上の抜かりがあったことが想像に難くない。



http://www.asahi.com/articles/ASH322WBDH32ULOB006.html?ref=smartnews_rltd

上村さん「18歳とは仲直りした」 トラブル後、警察に

2015年3月2日16時55分

 川崎市川崎区で中学1年生の上村(うえむら)遼太さん(13)が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された自称無職の少年(18)が事件の8日前、上村さんへの過去の暴行をめぐって上村さんの友人らとトラブルになった際、上村さんが神奈川県警に「もう18歳の少年とは仲直りしたので大丈夫」と説明していたことが、捜査関係者への取材で分かった。

 18歳の少年は逮捕後の県警の調べに対し、このときのトラブルが殺害の動機だったと説明しており、県警はこのトラブルの経緯について調べている。

 捜査関係者によると、18歳の少年は事件が起きる約1カ月前の1月中旬、「生意気だ」と上村さんを殴るなどの暴行を加え、目の周りに大きなあざができるなどのけがを負わせていた。

 これを上村さんから聞いた友人ら数人が、事件の8日前の2月12日に18歳の少年宅に押しかけ、謝罪を要求した。

 この騒ぎの際、18歳の少年の家族が110番通報。駆けつけた県警川崎臨港署の警察官が上村さんと電話で話し、上村さんが「18歳の少年とは仲良くなったから大丈夫」と説明したため、その場は収まったという。

 18歳の少年は逮捕後の調べに対し、この経緯に触れて「チクられて(告げ口されて)、頭に来ていた」と話しているという。

 事件前日の19日夜には、18歳の少年のほか、同じく逮捕された自称無職の少年(17)、自称職人の少年(17)の3人が職人の少年の自宅で飲酒していた。その後に上村さんが合流し、4人で河川敷に向かったことが捜査関係者への取材で分かっている。3人は共謀して20日午前2時ごろ、上村さんを刃物で刺すなどして殺害した疑いで逮捕されている。18歳の少年以外の2人も、現場での自らの関与の経緯を話し始めているという。




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