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『警察官の恥ずかしい犯罪!「写真、ばらまいておくからね」ストーカー警察官のおぞましい実態』


『警察官の恥ずかしい犯罪!「写真、ばらまいておくからね」ストーカー警察官のおぞましい実態』
  • 茨城県警水戸署
  • ストーカー
  • リベンジポルノ
  • 15年間不倫

  1. 恥知らずだね。妻は不貞を訴えないの?。実名は公表されたのかな。


http://www.sankei.com/premium/news/150708/prm1507080003-n1.html

2015.7.8 06:00更新
【衝撃事件の核心】

「写真、ばらまいておくからね」ストーカー警察官のおぞましい実態

ストーカーの元巡査部長が勤務していた茨城県警水戸署=水戸市三の丸(桐原正道撮影)

 約15年間にわたり同年代の知人女性と不倫関係を持ち、性行為の様子をビデオや写真に記録していた茨城県警水戸署の元巡査部長の男(58)。昨年末、不倫関係が発覚して妻に離婚を言い渡された上、女性からは絶縁を求められた。ストーカー規制法違反などの罪に問われ、公判の中で明らかにされていったその実態は、実に驚くべきものだった。

 今年1月8日午後6時半ごろ、男は絶縁を求められていた不倫相手の女性に、自身の携帯電話からショートメールを打っていた。

 「朝、車の近くに写真、ばらまいておくからね」

 男の職業が警察官だと知っていた女性は驚愕(きょうがく)したに違いない。市民に信頼され、弱きを助けるべき職業の人間が、自分の裸体の写真をばらまくと宣言しているのだ。検察側の論告によると、「女性は強い恐怖に陥り、日々不安を感じながら生活」していたという。

 返信がないことに逆上した男は2月中旬、女性に手紙を郵送する。封筒に入れられた手紙にはさらにおぞましい内容が書かれていた。

 「締まりは良いし、声は出てるし、感じ方も最高の女です」

 弁護側の被告人質問で男は、この手紙の意図について「連絡が取れなくなったので嫌がらせのつもりだった。会って(妻との)離婚調停の話がしたかった」などと弁解したが、こんな内容の手紙を受け取った女性が、男に連絡を取るはずもない。

 当然返信をしない女性に、男の行動はさらにエスカレートする。3月10日朝、男は女性の自宅周辺で女性を見張り始めた。過去の手紙やメールから、危害を加えられることを恐れた女性は同日、県警本部に電話をかける。

 「知り合いの警察官にストーカーされているんです」

 警察本部に激震が走った瞬間だった。男は3月14日、ストーカー規制法違反と脅迫の疑いで逮捕される。

■18歳からの知り合い

 検察側の冒頭陳述や論告などによると、男は警察官を拝命した18歳のころに被害者の女性と知り合う。31歳で別の女性と結婚したが、42歳の頃から被害者の女性と肉体関係をもつようになった。

 男はその頃から、その女性との性行為を度々、撮影し、動画や写真で保存していた。写真は数にして数百枚にも上る。

 男が44歳のころ、不倫相手との性行為の様子が映ったビデオテープを妻に発見され、問い詰められて謝罪。だが、それも口だけで、裏では不倫関係を続けていた。

 ばれるのは時間の問題だった。犯行直前の57歳のころ、再度、不倫関係が妻に知られ、離婚を言い渡される。このことをきっかけに、被害女性からも「今後一切連絡を取らない」と絶縁を申し出られてしまった。ここから男のストーカー行為が始まる。

 男は3月30日付で県警を依願退職。県警本部は男を処分したが、その内容は「私的なことだから」として明らかにしていない。

■反省の色は…

 黒の半袖Tシャツというラフな格好で6月2日の初公判に臨んだ、身長170センチ前後のがっちりとした体形のこの男。罪状認否で裁判官から起訴状の記載事項に間違いがないか問われると、大きな体格に似合わず、か細い声を震わせながら「間違いありません」と話した。

 だが、被害者への気持ちを聞かれると「怖い思いをさせてしまいました。大変迷惑をかけて申し訳ないという気持ちです。2度と連絡を取らないし近づきません」と早口でまくしたてた。原稿を読むように抑揚もなく、反省の色はうかがえなかった。

 検察側は論告求刑で、「自己の感情の赴くままに犯行を行っており、動機は身勝手かつ自己中心的で酌量の余地はない」と断罪。「適当な監督者もおらず、再犯の恐れが高い。実刑判決にすべきだ」として、懲役1年6月を求刑した。

一方、男の弁護側は「被告は事件によって退職を余儀なくされたほか、地元紙の大々的な報道により社会的制裁も受けた」として、執行猶予付き判決を求めた。

 6月23日、警察関係者や記者らが見守る中、水戸地裁が下した判決は、懲役1年6月、保護観察付き執行猶予5年。裁判官は量刑理由で「被害者の精神的苦痛は大きく犯情は悪い」などと指摘した上で、「母親が監督を約束しており、懲役前科もない」などとして、保護観察付きの執行猶予判決が相当とした。

 その上で、裁判官は男に「2度と同じようなことを繰り返さない、2度と被害者に接触しないことが大事。絶対に守ってください」と諭した。

 男はまたしても小さな声を震わせながら「分かりました」と応じた。

 確かに母親は法廷で「これから更生を見守っていく」と約束している。だが、その母親は齢81。判決の日、傍聴席で背中を少し丸めながら息子をじっと見守るその表情には、せつなさが漂っていた。(水戸支局 桐原正道)

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