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刃物女に発砲の警察官、懲戒処分なし「勤務中の事故、警告にとどめる」


記事入力 : 2014/09/20 10:41

刃物女に発砲の警察官、懲戒処分なし 「勤務中の事故、警告にとどめる」

 ソウル地方警察庁は「先月31日、ソウル市瑞草区方背洞の住宅地で刃物を振り回した女(32)を制圧する過程で実弾2発を発射し、けがを負わせた警衛(日本の警部に相当)に対し、警告の処分を下す方針だ」と19日発表した。警告の処分が下されると、人事考課で減点の対象となるが、国家公務員法上の懲戒処分には当たらない。

 女は事件当日の午前7時ごろ、方背洞の駐車場で、両手に刃渡り34センチの刺し身包丁を持って大声を上げながら暴れ回り、警衛が発射した実弾2発が右の鎖骨と足を貫通してけがを負った。警衛は実弾を発射する前に空砲を撃たなければならないという規則に反し実弾を撃ったため、論議を呼んでいた。

 警察は「警察官が続けざまに警告をしたにもかかわらず、女が引き続き刃物を振り回し、緊迫した状況にあった上、職務に励んでいて発生した事故である以上、懲戒処分は行わないことにした」と説明した。

キム・ヒョンウォン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/09/20/2014092000971.html

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