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尼崎連続殺人事件



尼崎連続殺人事件



http://www.asahi.com/articles/ASGCN33Y3GCNPIHB001.html

検察側「自殺強要は殺人」 尼崎連続変死事件第2回公判

2014年11月20日19時48分

写真・図版角田久芳さん事件の人物相関図

 兵庫県尼崎市の連続変死事件で、自殺した角田(すみだ)美代子元被告(当時64)の息子優太郎被告(27)の裁判員裁判の第2回公判が20日、神戸地裁であった。2005年に転落死した角田久芳さん(当時51)をめぐる殺人と詐欺罪の審理が始まり、検察側は冒頭陳述で「飛び降りざるを得ない状況に陥らせたのは殺人にあたる」と主張した。

 起訴状によると、優太郎被告は元被告らと共謀。05年3月ごろから、保険金目的で、交通事故を装って死ぬよう久芳さんに命じて暴行を加えるなどし、同年7月、沖縄県の景勝地「万座毛(まんざもう)」の崖(高さ約27メートル)から飛び降りさせ殺害。事故死と装って保険金計5千万円をだまし取ったとされる。優太郎被告は19日の初公判で「美代子元被告らと共謀していません」などと起訴内容を否認している。

 検察側は「優太郎被告は、家計に窮した元被告が久芳さんを死なせて保険金を得ようとした計画を知っていた」と指摘。「決断できない久芳さんに家族会議でつかみかかったり、転落現場に立ち会ったりしており、元被告らと意思を通じた優太郎被告自身の犯行だ」と主張した。

 一方、弁護側は冒頭陳述で「久芳さんは家族を守るために自ら自殺を決意していた」として、優太郎被告の罪は殺人ではなく自殺幇助(ほうじょ)にとどまると反論。「家族会議でも積極的な発言はせず、ただそこにいただけ。沖縄でも美代子元被告らと一緒に行動していただけだ」などと述べた。

 検察側によると、久芳さんは尼崎市で育ち、美代子元被告と近所付き合いをしていたが、1982年ごろから同居を開始。工員として得た給料は全額元被告に渡していた。元被告の義妹の三枝子被告(61)と01年に結婚したが、夫婦としての実態はなかったという。

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主犯が自殺してしまって結局よく分からない事件になってしまった。拘置中に自殺されてはいけないでしょう。
問題が深刻になるまで放置しておいたのはもっと問題だ。

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