やごろうどん：警察官 ／鹿児島
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http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20150919ddlk46070324000c.html
やごろうどん：警察官 ／鹿児島
毎日新聞 2015年09月19日 地方版
警察官と最初に接触した記憶は約３０年前。自転車に乗っていて、警察官に呼び止められた。「これ、本当に君の？」
交番で繰り返し説明するが、その警察官は「盗んだ」ことを前提にしか話をしない。目が血走っていた。「盗んだらかっこいいと思っているのか」などと一方的にまくしたてた。結局、当たり前だが、窃盗の形跡がないので解放された記憶がある。
記者になり、事件に真剣に向き合う警察官に多く接し、基本的に敬意を抱いている。一方、志布志事件のような冤罪（えんざい）事件でも「さもありなん」と素直に思ってしまう。
埼玉県警の巡査部長が、殺人容疑で逮捕された。あってはならない、無残な事件だ。全国の警察官がこれを機に、自分たちの存在と役割について、もう一度考え直してほしい。【津島史人】
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